労働保険料を納付した際の仕訳

従業員から預かっている分、事業主負担分、それぞれいくら?

労働保険の仕訳

労働保険を納付した際、適当な仕訳をしていたので修正。

いつも確定申告のときに仕訳を修正しているが、労働局のサイトを使って納める労働保険、雇用保険を申告するときにちゃんとやっておけば楽だとあらためて認識。

なぜなら、後からやろうとすると、納めた雇用保険の従業員負担分を算出するため、労働保険の申告をしたときに使った資料を見返す手間が発生するからだ。

さてまず調べることは以下の通り。

(1)雇用保険に加入している従業員の4月から3月の給与の合計
(2)雇用保険の被保険者(従業員)の負担割合=うちの場合は6/1000
(3)被保険者負担額=(1)×(2)
(4)立替金=前年度の(1)×(2)=うちの場合は、前年度から繰越した立替金
(5)納付した金額

上記それぞれの数字を仕訳にあてはめる。

預り金 (3)/立替金 (4)
         現金 (3)−(4)

立替金 (3)/現金(3)

法定福利費(5)−(3)−((3)−(4)))

労働保険を電子申請した場合の金額確認方法

1.「e-Gov電子申請ポータルサイト」を開く

2.「パーソナライズログイン」をクリック

3.IDとパスワードを入力し「ログイン」をクリック

4.次画面の下の方にある「申請案件一覧」の「到達番号」をクリック

5.次画面の下の方にある「納付情報一覧」をクリックすると金額が確認できる。

なお、画面遷移や画面を閉じる場合は、画面上のボタンを押すこと。ブラウザの機能としての「戻る」や「×」で画面を閉じたりすると、次回注意喚起のダイアログが表示されるので煩わしい。要注意だ。(20130211)

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