帳簿の繰越と期首の仕訳

今年も「♪会計」にお世話になります。

会計ソフトの選定

今年から再び本則課税を適用することになったので、使用するソフトをどうしようかと考えていた。というのも、今まで使用していた「♪会計」は簡易課税にはうってつけなのだが、本則課税となると消費税の仕訳を都度手入力しなければならないのがネックになっている。

希望としては、消費税のことは気にせず、つまり、税込金額を入力すれば自動的に消費税の仕訳もしてくれるソフト。昔いくらかのお金を払ったソフトを使おうかとも思ったが、使い勝手が「♪会計」に比べると気をつけなければいけない点があるので、踏み切れない。

市販のソフトを買うのが簡単で確実なのだろうが、ソフト選定や初期設定を考えるとこちらも実行に移せず。。。といった具合で、もう5月になってしまった。一時はExcelでいくつかの関数を入れれば好みのものができるなぁとも考えたけれど、式に誤りがあったりしたら目も当てられないなということでこれは却下。

と、まぁ、こんな風にぐだぐだと考えている暇があったら、消費税の仕訳を粛々と入力すれば良いのではという思いに至り、今年も「nyao soft♪アプリシリーズ」の「♪会計」にお世話になることにした。

最新版をインストールして次年度繰越

こちらのソフトはちょくちょくバージョンアップがあるので、「nyao soft♪アプリシリーズ」から最新バージョンをダウンロードしてインストールする。

ちなみにアンインストールはコントロールパネルの「プログラムと機能」から、そのソフトをダブルクリックするだけでOK。ということで前バージョンがあると紛らわしいのでアンインストールした。

こんな風に至極簡単でシンプルな操作が、このソフトの基本原則で大変気に入っている。

では早速最新バージョンから年度更新を試みる。「スタート」から「♪会計18」をクリック。無題のファイルは作成する必要がないのでキャンセル。するとフォルダが開くので、前年度のファイルを選択。

3月に確定申告した際、作成したPDFの貸借対照表(資産負債調)の「資産の部期末合計−事業主貸」がこのソフトの「試算表の資産合計」と合っているか、念のため確認。問題ないので、同画面の下にある「次年度繰越処理」のアイコンをクリックし、年度更新は完了。

※Windows 7 Home Premium

期首の仕訳

まずは「棚卸資産」。

1/1 期首商品棚卸高XX/棚卸資産XX で、残高を0にする。

次に「前払金」。

1/1 地代家賃XX/前払金XX で、残高を0にする。

今年度の期首に必要な仕訳はこれしかないので、これにて終了。(20130506)

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