eTaxで確定申告_23年度

eTaxを利用して確定申告する方法

平成23年度確定申告_eTax過去データを利用して

前年度のデータを利用して23年度の確定申告を行う。「平成23年分の作成コーナー」の「22・21年分のデータを利用」をクリック。

「e-Tax」を選択し、利用環境をチェック。「平成23年分事前準備セットアップ」を行う。この手順を省略すると、申告書の作成に入ってから中断されることがありかえって面倒。急がば回れ、だ。

去年も利用しているためファイルは上書きを選択し、バージョンアップを確実に行うのも大切。

最後に「テストデータの表示」をクリックして、PDFファイルが開けばOK。

次画面では「利用者識別番号(数字16桁)をお持ちの方」をクリック。すると利用者番号と暗証番号を入力する画面が現れ、しばらく待つと基本情報が表示される。ここでは相違の有無だけ認識すれば良い。後で修正する機会があるからだ。

「青色申告決算書 収支内訳書 保存データ読み込み画面へ」をクリック。「参照」ボタンから「22年所得申告及び決算書等データ.data」を開き「保存データの読込」。次の画面で情報に相違ないことを確認し次へ。

提出方法は、「e-Taxにより税務署に提出する。」決算書・収支内訳書は、「青色申告決算書を作成する。」次の帳票選択画面で「青色申告決算書(一般用)の「編集」をクリック。

「決算書(一般用)メイン」が表示された。それぞれの勘定科目を帳簿から転記する。

平成23年度確定申告_eTax減価償却資産

現在の帳簿から出力された損益計算書の内容が、相違なく決算書に転記できたか確認。帳簿の営業利益と「青色申告特別控除前の所得金額(33+37−42)」が一致していればOK。

そしてまだ決算仕訳が残っていた「減価償却費」の計算をここe-Taxでやってしまう。前年度のデータが引き継がれているため、5つの資産が入力されている。上から順に「修正」をクリックし、償却月を選択して計算する。

前年度の確定申告で償却が終わっている項目は、右端の「削除」で消すことができる。

今年度は28万の内装工事費と18万の備品購入があった。取得価額10万円以上30万円未満なので「中小企業者の少額減価償却資産の取得価額の必要経費算入の特例制度」を使って計算した。

減価償却資産の内訳ができあがり、それぞれの金額を会計ソフトで決算仕訳。損益計算書の営業利益と「青色申告特別控除前の所得金額(33+37−42)」が一致していればOK。

ここでデータを保存しいったん中断。

平成23年度確定申告_eTax消費税の確定申告

もうひとつ残っていた決算仕訳、未払消費税計算のために消費税の確定申告をする。

平成23年度作成コーナートップ画面に戻り、「22.21年度分のデータ利用」をクリック。e-Taxを選択し「このパソコンの環境における、下記のチェック項目については、全て確認済みです。」にチェックをし次へ。

利用者番号、暗証番号を入力し、基礎データを確認。「消費税及び地方消費税の確定申告書 保存データ読込画面へ」をクリック。参照を押し、昨年保存した「22年消費税及び地方消費税申告データ.data」を開き保存データの読込。

読込内容を確認すると、「一般課税・簡易課税の条件判定等」の画面に。「「消費税簡易課税制度選択届出書」提出状況 提出あり」が表示されている。

「21年度の課税売上額」を入力し、「簡易課税制度を選択している」、「税込経理」を選択して次へ。

「所得区分の選択」で、「事業所得(営業等)がある」を選択して次へ。

「事業区分の選択」では、「第四種事業」にチェックを入れ次への画面で売上金額を入力。次の「中間納税額等の入力」で、それぞれの税額が入力されていることを確認し次へ。

「計算結果の確認」で納付する金額が表示された。この金額で

租税公課XX/未払消費税XX    を計上する。

次の「納税地等入力」で内容を確認し、次の画面で送信前の内容をPDFで確認し保存し次へ。

「送信準備(利用者識別番号等の入力)」ではこのままデータ送信するためチェックを入れずに、ICカードリーダをPCに接続し住民基本カードをセットしてデータ送信。受信通知を念のため保存して次へ。

「送信票兼送付書等印刷」になった。税務署に原本を提出する必要はないので、印刷画面(PDF)を保存する。

次の画面は「送信後の確認事項」。「納期限・納付方法」を確認すると延滞税のことまで書いてある。随分親切になったものだ。口座振替にしているので納付期限は4/25。数日前にアラームをセットして、残高に気をつけるよう夫に言わなければ。

「ありがとうございました」の画面になり消費税の確定申告は終了。

平成23年度確定申告_eTax貸借対照表(資産負債調)

平成23年分 確定申告書等作成コーナーの「作成再開」をクリック。参照を押しe-Tax関連のファイルを保存しているフォルダから「23年所得申告及び決算書等データ.data」を開き「保存データの読込」。

「青色申告決算書 収支内訳書 作成再開」をクリック。「編集」から「租税公課」の金額を修正。帳簿の損益と「青色申告特別控除前の所得金額(33+37−42)」が一致したことを確認して次へ次へと進む。

「青色申告特別控除」の画面で「65万円」を選択し、「決算書等作成コーナーで貸借対照表を作成しますか?」は「作成する」を選び次へ。

期首の金額を確認しながら、各勘定科目の残高を転記していく。貸借対照表の資産合計とe-Taxの資産の部が一致。同様に負債の部も転記する。

借方、貸方共に一致で保存。

会計ソフトに事業主勘定の決算仕訳を入力。

元入金××/事業主貸××
事業主借××/元入金×× で役目を終えた事業主勘定を0にする。

当期未処分損益××/元入金×× の仕訳は、現在使用の無料会計ソフトの年度更新で自動的に処理されるので仕訳入力は不要(ということが年度更新をしてようやく理解)。
 
本題の「平成21年分 決算書・収支内訳書作成コーナー」に戻り、所得金額の確認画面の後、住所等を入力する画面で内容を確認して次へ。

「電子申告用データの保存」の画面でチェックを入れ、「電子申告用データの保存」。

「次へ」を押して「電子申告用データ内容確認(決算書等)」にある「選択帳票の表示」を押すと、PDFとして決算書表示されるので、e-TAX関連のフォルダに保存した。

このPDFがあると金融機関等から提示を求められた時、簡単に出せるので大変便利で必須ファイルだ。

「電子申告用データ保存後に行う作業」を確認して「次へ」進むと「ご利用ありがとうございました」の画面になって、青色決算申告書の作成は完了。

平成23年度確定申告_eTax所得税の確定申告

引き続き「所得税の確定申告書作成開始」をクリック。決算書同様いつくかの確認画面を経て「所得・所得控除等入力」に到達。

所得から差し引かれる金額の「社会保険料控除」をクリック。国民健康保険と国民年金を入力して次へで、元の画面に戻る。他に控除できるものもなく、今年度の納税額を確認して次へ。

「住民税・事業税に関する事項」をクリックして画面を確認するも特に入力することもなく次へ。次の画面も入力することもなく次へ。

送信画面になった。ICカードリーダをPCにつないで、住民基本カードをセットしてデータ送信。受信通知を念のため保存して次へ。

「送信票兼送付書等印刷」になった。税務署に原本を提出する必要が今回はないので、印刷画面(PDF)を保存する。たびたび申告内容を見返したり、提出を求められることもあるので必須だ。決算書も同様。

次の画面は「送信後の確認事項」。口座振替にしているのでダイレクト納付は選択せずにこのまま次へ。

「ありがとうございました」の画面になり一連の確定申告は全て終了である。

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