eLTAXで給与支払報告にかかる給与所得者異動届出書作成

PCdeskを使っての電子申請と納付書の訂正について

eLTAX(PCdesk)のアップデート

先月退職者がいたので、住民税特別徴収の異動手続きが必要になった。

電子申請ができる環境にあるので、申請を試みる。

デスクトップにあるショートカット「eLTAX(PCdesk)」をダブルクリックするも、ソフトが古いのでインストールするようメッセージがでた。

eLTAXトップにアクセスするとPCdeskバージョンアップの文字が。いくつかのページを潜り抜け「PCdeskを取得する」のページにたどり着き、さらにログイン等手順を踏んでデスクトップに圧縮ファイルをダウンロードできた。

セットアップファイルを実行するも、古いアプリがあるのでインストールされないとのメッセージ。

コントロールパネル→プログラム→PCdeskを見つけ、アンインストールを実行。

再びセットアップファイルを実行し、無事インストール完了。デスクトップにあるショートカットからアプリを起動。

ログインしてようやくメインメニューが表示できた。

メインメニューからの作成手順

  1. 「3:申告データ作成メニュー」
  2. 「申告データ新規作成」
  3. 「個人都道府県民税・市区町村民税(特徴)○○区」にチェックを入れ次へ
  4. 「申告区分」のドロップダウンから「給与支払報告に係る給与所得者異動届」を選択
  5. 提出年月日をセットし
  6. 「申告データの作成条件を決定する」
  7. 「上記の内容で申告データを準備する」
  8. 「通常編集モード」に切り替えて、給与台帳と5月頃に区役所から届いた「給与所得等に係る特別区民税・都民税 特別徴収税額の決定通知書」を見ながら必要項目を埋める。
  9. 「退職時までの給与支払額」とは、退職した年の1/1から退職時までの給与(賞与)支払額合計で、通勤手当は含まない金額とのこと。
  10. 必要項目を全て埋め「申告書を保存する」「閉じる」
  11. 「申告データ一覧」に戻ってきた。画面下の方にある「申告データ署名一覧」
  12. 次画面でチェックを入れ「ICカードリーダ」をセットし「住民基本台帳カード」を挿入。
  13. 「選択した申告データを署名する」
  14. いくつかの画面を経て署名完了。一覧の下の方にある「申告データ送信一覧」
  15. 次画面でチェックを入れ「選択した申告データを送信する」
長年愛用のICカードリーダ。これに区役所で発行の「住民基本台帳カード」を利用した「公的個人認証サービス」の電子署名が最も安上がりだろう。

メッセージボックスの確認と納付書の訂正

メインメニューに戻り「4:メッセージボックス」からメッセージを確認。

「選択したメッセージの内容を表示する」と特段エラーもなく送信された様子。不備があれば区役所から連絡が来るのだろう。

この異動届けは異動が発生した月の翌月10日までに出さなければならないもの。期日に間に合うことができて一安心。

電子申請も24時まで利用できるようになり、便利になった。

後は特別徴収の納付書の金額を修正(10月退職なので5カ月分の徴収で、納付書に印字のままだと6カ月分で金額が相違のため)して、12月の納付に備えれば一通り完了か。

納付書の訂正は、「納入金額(1)」の金額を横線で抹消し、「納入金額(2)」の「給与分(一括徴収分を含む)」と「合計額」に徴収した金額を記入すれば良いようだ。(20141107)

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