e-Taxソフトで法定調書の作成
去年のデータを流用する方法で。
下準備
デスクトップにあるショートカットからe-Taxソフトを起動。最新の環境にするため、インターネットに接続してバージョンの確認をする。
年度が変わると沢山更新しなければならないので、余裕を持って作業する必要がある。
ちなみに、環境が整ってしまえば、データ送信するまでインターネットに接続している必要はない。
e-Taxソフトにようやくログイン。
今年度の作業メモは、画面上部にあるメニューバーから行う手順とする。
まずは利用者の選択。これをしないと、メニューはあれどクリックができない状態なので注意が必要。
「ファイル(F)」→「作成済みファイルを選択(O)」一覧から夫の名前を選択して「OK」。
去年の申告データを流用する
メニューボタン「作成(C)」→「申告・申請等(S)」→「組み込み(I)」→「参照(W)」から去年作成の法定調書を選択しようと思ったが、フォルダにはファイルが保存されていなかった。
なので、去年の法定調書をフォルダに切り出す。
申告・申請等一覧にある去年作成の法定調書を選択し「作成(C)」→「切り出し(E)」→「保存(S)」
では改めて「作成(C)」→「申告・申請等(S)」→「組み込み(I)」→「参照(W)」からたった今切り出した法定調書を開く。
申告・申請等名は例年通り「26_法定調書」にした。
ちなみに、この名称を変更したい場合は、名称の上で右クリックするとメニューが現れるので、その中にある「名前の変更」から名称が変更できる。
不動産の使用料等の支払調書
申告・申請等一覧にある「26_法定調書」をダブルクリックすると帳票一覧に遷移する。
では「基本情報変更(B)」から「提出年月日」を修正。他に修正部分がないことを確認して「OK」。
毎年送信しているのは「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」と「不動産の使用料等の支払調書」の二つ。
まずは、「不動産の使用料等の支払調書」をダブルクリック。
本店、支店それぞれ貸主が違うので不動産の支払調書は2ページある。
会計ソフトを起動して、支払金額に相違ないことを念のため確認する。
4月に消費税が上がったが、賃料は変更なかったため去年の申告データのまま使えたので「作成完了」。
今年は更新があるため、更新料と消費税値上げ分の賃料値上げがある。来年申告する際は金額の修正が必要になる見込み。
給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表
帳票一覧に戻り「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」をダブルクリック。
「前回受付年月日」に去年の日付が入力されているので空白にする。
給与台帳を起動して、人数、金額を修正するが、文字が小さいので「表示(V)」→「ズーム(Z)」→「150%」
「不動産の使用料等の支払調書」を先に仕上げたので「4不動産の使用料等の支払調書合計表(313)が転記されている。
給与と上記不動産以外は報告すべき内容がない。例年通り(摘要)に「該当なし」と書かれているのを確認して「作成完了」だ。
電子証明で署名
メニューバーの「表示(V)」→「署名可能一覧(G)」→「26_法定調書」を右クリック→「署名」。
電子証明書のメディア選択画面になる。住民基本台帳カードの電子証明を利用しているので、「ICカードを利用」にチェックを入れ「次へ」。
ICカードリーダをPCに接続して、住民基本台帳カードをスロットへ挿入。
ICカード発行元の認証局サービスを「公的個人認証サービス」を選択した状態で「次へ」。
電子証明書のパスワードを入力し「OK」で少し待つと署名が完了。
長年愛用のICカードリーダ。これに区役所で発行の「住民基本台帳カード」を利用した「公的個人認証サービス」の電子署名が最も安上がりだろう。送信と切り出し
メニューバーの「表示(V)」→「送信可能一覧(F)」→「26_法定調書」を右クリック→「送信」。
e-Taxのパスワードを入力し「OK」で少し待つと「即時通知」が表示される。エラーがないことを確認して「OK」。
メニューバーの「表示(V)」→「メッセージボックス(M)」からメッセージを確認。
来年スムースに申告できるよう、今日作ったファイルをe-Taxのフォルダに保存しておく。
「表示(V)」→「申告・申請等(S)」→「26_法定調書」右クリック→「切り出し」→「保存(S)」(20150127)