e-Tax利用者が無料で使える源泉徴収票等作成ソフト
インターネットオプションの設定がネックでした。
源泉徴収票を印刷しないで交付する方法
昨年12月中に年末調整が終わったが、源泉徴収票の交付がまだできていない。
毎年試行錯誤しているけど、今年はe-Taxのホームページからダウンロードした「源泉徴収票等作成ソフト」を利用して電子交付にチャレンジしてみることにした。
だってどうせ印刷しても使われていなようだけど、源泉徴収票の交付は義務だから作成しないわけにはいかないし。
電子交付の事前周知・承認は後で考えるとして、とりあえず導入してみようと思う。
利用前の注意事項やソフトのダウンロードはこちら「源泉徴収票等作成ソフトダウンロードコーナー」から確認を。
インストールはいたって簡単。ダウンロードしたインストーラをダブルクリックして起動。ダイアログの指示に従って「電子申告・納税システム」通称e-Taxの「利用者識別番号」を入力するだけ。
するとデスクトップにショートカットが作成された。
詳しい方法はこちら「源泉徴収票等作成ソフトインストール手順」を参照。
使ってみたけど
デスクトップに作成された「源泉徴収票等作成ソフト」をダブルクリック。
トップページの注意事項を読み、以下の通り入力して「次へ」。
- 作成年分:平成24年分以降用
- 作成帳票:給与所得の源泉徴収票
必要項目入力していざ「データ保存(署名付与)」しても保存できないし、そもそも認証局サービスの設定もできない。
どうやらインターネットオプションの設定を変更しないとならないようだ。詳細は「ブラウザのセキュリティ設定について【Microsoft Windows 7、8.1をお使いの方】 」
でも面倒。他に何か良い方法がないものかと探してみると、e-Taxソフトで作ることができるようだ。
「法定調書―給与所得の源泉徴収票―e-Tax(電子申請・オンライン申請)による作成・提出方法」
e-Taxソフトで作ってみる
せっかくダウンロードしてみたけど、設定変更が面倒なので見切りをつけ、慣れ親しんだe-Taxソフトで作ってみることにした。
e-Taxソフトを起動。
まずは利用者の選択。これをしないと、メニューはあれどクリックができない状態なので注意が必要。
「ファイル(F)」→「作成済みファイルを選択(O)」一覧から夫の名前を選択して「OK」。
メニューボタン「作成(C)」→「申告・申請等(S)」→「新規作成(N)」→「申請・届出(A)」を選択し「税目」は「法定調書関係」→「次へ(N)」。
「給与所得の源泉徴収票等の法定調書(及び同合計表)の「+」をクリックして「給与所得の源泉徴収票」と「給与所得の源泉徴収票等の法定調書合計表」にチェックして「次へ(N)」。
「申告・申請等名(S)は「26_源泉徴収票」にしたら、基本情報の入力画面になった。
先ほど法定調書を仕上げたばかりなので、ここは特段変更せずに「OK」したら、帳票一覧になった。
「給与所得の源泉徴収票」をダブルクリックすると合計表に関するダイアログが表示されるので「新規分提出」「26年分」にして「OK」。
各従業員の分を入力してからPDFにして、1月の給与明細と一緒にコンビニでプリントすることにした。
結局
パスワード付きでPDFにできることがわかったので、どこかにアップロードしてリンクを知らせるとか、メールに添付するとか色々検討したけど、結局紙で渡すのがこちら側として安心、というところに落ち着いた。
来年作業するとしたら、給与支払報告書作成の時に一緒にe-Taxも起動して、いっぺんにコピペして作ってしまうという方法になりそう。(20150127)