償却方法の違いで固定資産の申告要否が変わる
固定資産税(償却資産)
30万未満で購入の冷蔵庫は?
毎年1月は固定資産税(償却資産)の申告月なのでeLTAXで申告準備をしているが、耐用年数の部分で迷ったのでメモを残す。
まずは、去年購入した固定資産を整理。
税抜金額 | 償却方法 | 固定資産申告 | |
日本酒の冷蔵庫 | 26万 | 中小企業者の少額資産特例 | 耐用年数6年で申告 |
食材の冷蔵庫 | 11万 | 3年一括償却 | 申告せず |
空調設備の修繕費 | 15万 | 3年一括償却 | 申告せず |
中小企業者の少額資産特例を使った場合、耐用年数等何か違いがあったかもと調べてみると、「通常の減価償却と同様にその資産の耐用年数に基づいた減価処理をする必要があります。」との記載があった。
詳しくは「かわしまかいけい」さんのページ参照。なお、この中小企業者の特例は26年3月までに購入したものに限る。
通常の減価償却と同様の耐用年数とのことなので、冷蔵庫の耐用年数を調べたところ、6年ということがわかった。参照したページはこちら「西宮市」さんのページ。
20万未満の冷蔵庫と修繕費の場合
こちらは確定申告の際、3年一括償却を利用するので、固定資産税の申告はしないで済む。(20140125)