22年度年末調整

計算前の手順

1.扶養控除等(異動)申告書の入手

年末調整の準備。

まずは、国税庁のホームページから平成23年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書(PDFファイル/761KB)を入手しようとするもファイルが開かない。

どうやらアドビリーダーの環境設定がリセットされ、ブラウザで見ることができなくなっているようだ。

設定の手順は以下の通り。

1.  アドビリーダーをプログラムリストから選び、起動します。
2.  [編集] メニューから [環境設定−一般] を選択します。
3.  [オプション] セクションを選択し、[PDFをブラウザに表示] にチェックが入っていない場合はチェックを入れて、[OK] をクリックします。
4.  アドビリーダーを終了します。
5.  再度、インターネットのPDFファイルへのリンクをクリックします。 

と書いてあったが、 アドビリーダー9では以下の手順だった。

1.  アドビリーダーをプログラムリストから選び、起動します。
2.  [編集] メニューから [環境設定] を選択します。
3.  [インターネット] セクションを選択し、[PDFをブラウザに表示] にチェックが入っていない場合はチェックを入れて、[OK] をクリックします。
4.  アドビリーダーを終了します。
5.  再度、インターネットのPDFファイルへのリンクをクリックします。 

しかし、ちゃんとチェックが入っていた。

正しく設定されている場合は、表示するのに時間がかかっていると書いてあったが、待てないのでPDFのリンクを右クリックして「対象をファイルに保存」した。

次に、平成22年分給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書(PDFファイル/200KB)を同じ手順で保存。

印刷して、従業員に渡した。

2.計算を行う前の準備

今年の給料が確定した。

先日従業員に渡した、「平成23年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」と22年分を比べて、扶養人数に変更がないか確認。

12/31時点の扶養親族で判定するので、比べてみて人数に変更があれば、「平成22年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」を改めて出してもらう必要がある。

詳しくは、国税庁のホームページ「
年末調整の後に扶養親族等が異動したとき」を参照。

年末に子どもが生まれそうなんて親孝行なご家庭があれば留意したいところだ。

さて、今回はというと、変更があった。

というのも、23年度から所得税の扶養控除は16歳以上(平成8年1月1日以前生まれ)が対象になったからだ。

そのため、書式も変わっている。

住民税に関する事項が増え、今年度まで控除対象だった16歳未満(平成8年1月1日以後生まれ)が扶養親族としている場合は、こちらに氏名等を書くことになっている。

今回、この点以外は変更がなかったので、23年分の申告書は、ファイルに保存した。

次に、保険料控除が必要な人から受け取った「平成22年分給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」を確認。

添付された保険料控除証明書と申告書に相違がないか確認。

今回提出された「平成22年分給与所得者の保険料控除申告書兼給与所得者の配偶者特別控除申告書」と、去年、または、今年入社の方から提出された「平成22年分給与所得者の扶養控除等(異動)申告書」と給与台帳を準備して計算に臨む。

計算は毎年お世話になっている「安部会計事務所」さんの「誰でもできる年末調整 平成22年版 ver1.1」を利用させていただく。

無料でしかも簡単に年末調整と源泉徴収票を作成できるので、とてもありがたいサイトである。

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