消費税の確定申告書作成
21年度。国税庁の確定申告書作成コーナーを利用しての手順
作成手順1
「平成21年分 確定申告書等作成コーナー」のトップページに戻り、グレイの枠内の「申告書の作成を途中で中断した方はこちら」をクリック。
「平成21年分の作成コーナーの確定申告書データ等の読込画面表示」で「申告書等作成準備」をクリックして、先日保存した「21年申告書等作成準備データ.data」を開き読み込む。
次は「消費税税及び地方消費税の確定申告書作成コーナー」だ。
データの保存が行われていないというメッセージが表示されたので、ダイアログをキャンセルして保存した。
あ、なんだ、「21年申告書等作成準備データ.data」の保存のことだった。
「作成開始」画面になった。
前年のデータがあるので、下の「確定申告書データ読込」をクリック。
e-TAX関連のファイルを保存しているフォルダから、「20年消費税及び地方消費税申告データ.data」を読み込む。
「条件判定等」の「課税売上高」は、e-TAX関連のファイルを保存しているフォルダから、「20年消費税申告書.pdf」を開き、項目15番の金額を転記。
簡易課税制度は「いいえ」、経理方式は「税抜き」にして次へ。
「所得区分の選択」では、「事業所得(営業等)がある。」と昨年は店舗の改装費用の支払いや備品の購入があったので、「業務用固定資産等の購入がある(平成21年に減価償却資産等を購入した場合)。」にチェックを入れ次へ。
「所得区分ごとの売上(収入)・免税取引・非課税取引等の金額の入力」になった。
会計ソフトの損益計算書を開き、「売上(収入)金額」に売上金額を、「上記の金額に対応する仮受消費税等」は、貸借対照表を開いて転記。
ちなみに今年は雑収入なし。
というのも、受取利息を律義に計上していたのだが、個人事業者は事業主借勘定を使い、雑収入にしなくても良いという記事を読んだからだ。
ということで、面倒な手間も省けて、次へ。
「所得区分ごとの決算額等の入力(事業所得(営業等))」になった。
損益計算書と貸借対照表のそれぞれの科目の金額を転記。
勘定科目の順番は、この確定申告書作成コーナーとできるだけ同じ順番になるよう設定してあるので、コピペは大変便利で、間違いがほとんどない。
「所得区分ごとの決算額等の入力(業務用固定資産等の購入)」になった。
「所得区分」は「事業所得(営業等)」しか選べないようになっている。
取得価額等は、店舗改装費、冷蔵庫、パソコンの税抜き金額を帳簿から転記。
「うち課税取引にならないもの」はないので、0を入力。
「上記の金額に対応する仮払消費税等の金額 【必須】」があるが、前の画面で入力した「仮払消費税」は、貸借対照表からの転記なので、今転記した金額が含まれている。
とりあえずここまでを「21年消費税及び地方消費税申告データ.data」というファイル名で保存。
ということで、「戻る」ボタンで戻り、「上記の金額に対応する仮払消費税等の金額 【必須】」の金額を修正。
作成手順2
「中間納付税額等の入力」まで進んだ。
e-TAXソフトのメッセージボックスを開き、「所得税、消費税及び地方消費税の確定申告について」というメッセージを開き、「お知らせ(R)」を押す。
この中に、「中間納付税額」と「中間納付譲渡割額」があるので、それぞれコピペして次へ。
「計算結果の確認」が表示された。
還付金額を確認して次は「納税地等・還付金口座入力」だ。
空欄を埋めるが、還付金の場合、引き落とし口座をデフォルトとして表示してくれると便利なのにと思った。
次は「送信準備(送信前の申告内容確認)」で、「送信前の申告内容確認」を押しPDFファイルを「21年消費税申告書送信前.pdf」として保存した。
「送信準備(利用者識別番号等の入力) 」では、e-TAXの受信通知を開いて、利用者識別番号を転記。
「他の会計ソフトを利用する場合(任意入力)」は、このまま送信するのでチェックをつけず。
とりあえず、ここまでを再び保存して次へ。
「申告書送信」になった。
ICカードリーダーを接続し、住民基本台帳カードセットして、次へ。
公的個人認証パスワードを入力するのだが、e-TAXのパスワードと錯誤していて危うくロックがかかってしまいそうになったことがある。
署名をつけるのは、この確定申告の作業で3回目なので、問題ないのだが。
で、次がe-TAXの暗証番号を入力して送信だ。
「即時通知」をのデフォルトのファイル名だと良く分からないので「消費税申告」と付け足して保存。
次に「受信通知確認」を押して、次画面でダウンロード。
こちらも同様に「消費税申告」を付け足す。
「保存」を押した後も同様。
ここまでを保存して次は、「送信票兼送付書等印刷」なので、「印刷画面の表示」を押し、PDFファイルを「21年消費税申告書送信後.pdf」として保存した。
次は「送信後の確認事項」だが関係ないので次へ。
「ご利用ありがとうございました。」にたどり着いた。
これで消費税及び地方消費税の確定申告も終了である。