開業316日目 気に入られるということ
目的ではなく、結果。
気に入られようとする。店を気に入ってもらえるようにする。数日前の日記でこれはマイナスであると書いた。
何が駄目かというと、これが目的になった場合。これが目的であることが見えると、気に入られようとしてきた人間が鬱陶しいと感じることがある。
だから気に入ってもらうというのは、あくまでも結果であるのが望ましい。商売をするにおいて「気に入ってもらう≒繁盛する」になるわけだから、ま、目的でもいいんだけど、それを悟られたら負けだと思う。
うーん、勝ち負けじゃないのかもしれないけれど、やはりお客さんには気持ちよくなってもらうのが店の勝ちであり価値であるはず。そのために代金を頂いているわけだから、それを悟らせないのもサービスのひとつだと思うんだけどね。
そこで何をするかというと、お客さん目線とか、顧客第一主義が功を奏すのだろう。お客さんに利益を与えてから店が利益を貰う。これがWin−Winってやつなんだな。
で、何ができるかというと、相手に合わせるのではなくて、相手が求めることをすれば良い訳だ。
そして相手が何を求めているか知るためには、自分が気に入られようとか考えているようじゃぁ駄目ってことだと思うのだが。(2006/05/09)