開業319日目 音楽の効用
音楽で店内をコントロール。
開業以来店内でかける音楽はずっとポップスである。
活気のある店、気取らない店にという意図での選曲である。ちょっといいなと思う店は決まってジャズだったりするのに反発してという部分もあったかもしれない。
店の状態と音楽は密接な関係であり、夫は比較的重要視しているように見える。店の状況によってボリュームを変えているらしい。
開店準備中はちょっと大きめにして気分が乗るようにしたり、お客さんの状態でボリュームを上げたり下げたりしているそうだ。
ここ最近予想外にお客さんの入りが多くて、活気があるというより騒然とした状態になりやすくなっているという。そのため試しにジャズに変えてみると落ち着くということがあった。
それ以来立て続けにお客さんが入ってきたり、オーダーが重なった時はジャズに切り替えているとのこと。落ち着いた音楽は、お客さんに待てる状態をつくる効果があるらしい。
オーダーが落ち着いてきて、また活気が欲しいなという状態になると、再びポップスに戻したりするようだ。
音楽を聴きに来ているなんてことはないはずなのに、すさまじい威力があるものだと思った。(2006/05/12)