新聞の反響

諸刃の剣。新聞に載るということはそれなりに覚悟が必要です。

新聞の反響 前編

先週、いや、もう先々週になるのか、週末とある夕刊紙に店の記事が掲載された。それ以降連日1、2組ほど新聞を見てというお客さんに来ていただいたようだ。

また、その記事は、住所と電話番号が記載されただけで最寄り駅や地図などがなかったためか「今日ではないのですがいずれ行きたいので…」と場所確認の電話もいくつかあったらしい。

そういえば、店名を検索して店のブログにアクセスしてくれたらしき人も増えた週であった。

この調子でジワリジワリとお客さんが増えたらありがたいねと言っていたのだが、先週末は今までにないくらいの来客数があった。

いや、何回かこれくらいの売上や忙しさはあったけれど、その時はまだ4人体制でやっていたので、今の3人体制に比べたらだいぶ楽だったのだと思う。

だから夫も今回ほど疲れきった様子ではなかった気がする。どうやらお客さんにも嫌な思いをさせてしまったようだし。疲れているとまともな考えも行動もできないのだろう。

経営者としてまだまだ未熟だとかなり落ち込んだ様子で、あまり話したがらない。商売だから忙しいのは歓迎しなければならないことだけれど、それも度が過ぎると問題だということ。

忙しいという漢字は、心が亡くなると書くとおりなのである。(2007/03/13)

新聞の反響 後編

店側の受け入れ態勢が整っていないときに、メディアに紹介してもらうというのは良くないことだという結論になった。また、それが実感されるのにおよそ1週間というタイムラグがあるということもわかった。

その記事を見てすぐ行くというお客さんは少なくて、想像するに、来週末にでも行ってみようという風に思うようだ。食べ歩きというか、そういうことを趣味としている人は、大抵予定を組んで食べに行っているのであろう。

掲載されてすぐぐらいなら、まだ対応が可能な人数なのである。

また、常連さんに「見たよ」と言ってもらったり、「掲載された記事を切り取って持ってくれば、1杯タダになるんでしょ」なんて冗談を言われて盛り上がったようで、初めは純粋に喜べる状態だった。

まぁ初めての経験で良い勉強になったということか。

記事の大きさや紹介のされ方にもよるのかもしれないけれど、これほどの影響があるとは思っていなかったというのが正直なところ。最近何かを見て食べに行くということがめっきり減ったので、忘れていた感覚なのだ。

またこういう機会に恵まれるかどうかわからないけれど、そのときには用心する必要があるというのが今回の教訓である。(2007/03/14)

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