開業一年、妻の心境
ちょっと離れたところから。
開業して一年になろうとしている。
あっという間ではなかったけれど、結構早かった気がする。でもすっかり日常の一部になっているので、1年しか経っていないという感覚もある。
冷たいようだが、私にはあまり感慨深いものがない。
いろいろと店に関わっているが、ただ単に夫が出来ない部分を補っているに過ぎないからだ。
つまり自分にできることをやるのは至極当然のことであり、道があるから歩く、そんな感じということ。
それから私の中ではもう創業という部分が終わっている感触があるからだろう。
今担っている業務は誰がやっても同じルーチンワークになっている状態である。
レールは引き終わり、トロッコも乗せる材料も吟味した、あとは運ぶだけの単純作業という感じ。
もし他に経理のことや店のブログをやってくれる人がいるなら、ぜひその人にやってもらいたい気持ちがある。
でも何といっても私の性質によるものなのかも。
ちょっと離れたところにスタンスをおく観察者という感じだからかな。たとえ夫婦であっても客観的に見れる姿勢を保っていたい。(2006/06/25)