パソコンの不調
ちょっと動きが遅いなと思ったタイミングが大事。
4年前のノートPCは、もうダメ?
ここ最近パソコンが不調で、インターネットをしていて表示に不具合がある日々が続いている。
やたら遅いし、「ページが表示されました」というステータスではあるものの、表示されていない画像がいくつもある状態になる。
キーボードF5で更新を何度かするとようやくきちんと表示されるといった具合だ。
ページを開くのに時間がかかるだけなら、回線が混んでいるのか、はたまた見たいページのサーバに不具合があるのかとも考えれれるが、どうもそうではなさそう。
CPUの使用率も何かというと100%になることが多く、まるで腫れ物に触るかのように作業をしなければならないことも多々ある状態である。
パソコンに詳しい知人に聞いてみると、ブラウザかパソコン自体がだめなのではないかと言う。
もしくはスペックの割にはOSが重いとか。XPだからそれも考えられる。表示はデフォルトではなくクラッシックにしてはいるが。
このパソコンは2002年11月製だから、古いといえば古い。夫なんかは買い換えればというが、どうも私は簡単に物を捨てられないので気が進まない。
とりあえずできることをやってみよう。ということで、まずブラウザを変えてみたが改善されず。
としたら、あとはパソコンの初期化かな。で、初期化といえばバックアップである。
I-O DATA HDC-U250 (USB 2.0/1.1対応 外付型ハードディスク 250GB)
を買ったときについてきた、
Acronis True Image Personal (税込1980 説明扉付きスリムパッケージ版)
を使ってみることにした。(2006/10/15)
ドライブを丸ごとバックアップ
この、ドライブを丸ごとバックアップできる、
Acronis True Image Personal (税込1980 説明扉付きスリムパッケージ版)
にバックアップのコツがいくつか書いてあるので読んでみよう。
まずひとつめが、パソコンが快調な状態でバックアップすること、とある。
今は快調じゃないけど、これで駄目なら普段しているバックアップを使えば良いだけのこと。
どんなものか試してみるということで、とりあえず使ってみることに。
あとは、不要なファイルを削除しデフラグを実行とあるので、そのとおりにしてみた。
ではいざソフトのインストール。
しかしここで問題発生。シリアル番号を入力しても先に進めないのだ。
製品サポートのプロトンのサイトを見てみるが、このときは対処法を探せず。ソースネクストのサポートやSOURCENEXT@OKWaveでも見つからず。
そこで仕方なく普段やっているバックアップをしてから、Cドライブのみ初期化することにした。
去年の夏、不調に陥った時にドライブの初期化は経験済みなので、さくさくできた。(2006/10/16)
ドライブ丸ごとバックアップが必要な理由
パソコンが出荷された状態に戻った。
バンドルされている不要なソフトやそれらのショートカットを削除してすっきりさせた。
画面のプロパティのからテーマを「クラッシック」に変更したり、デスクトップを変えて気分を変えたり。
タスクバーも好みの状態に変更して、いつも使うファイルのショートカットをスタートボタンに配置。
ちょっとしたことだけど、いかに快適にパソコンを使うかということのためには必要なことだと思う。
パソコンの使い方って決まりきってくるもの。使い込んでいく間、ある不便さを解消していくと自分流の設定が出来上がるという仕組みだ。
長年使ってきて最適化されきった状態に設定しなおすのは、意外に手間がかかる。その分自分の個性がこのパソコンに注がれたということなのかなどと考えつつ…。
それからセキュリティソフトをインストールして、設定しなおし。こちらの設定状態もひととおり見直した。
次にバンドルされているアクロバットリーダを削除して最新バージョンのインストール。
もし件のドライブまるごとバックアップのソフトを使っていたら、こういう手間が省けたのだろうか。
やっぱりあのソフトを使えるようにしておこう。
今度はGoogleで製品名とプロダクトキーをキーワードにして検索したら、目的の記事が出てきた。こんなに簡単に探せるとは。
このページのフォームでユーザ登録すると、プロダクトキーを再発行してくれるそうだ。(2006/10/17)
ソフト推奨の設定を疑うべし
ユーザ登録はすぐに完了したらしく、その旨のメールが届いた。
プロダクトキーは別メールで知らせると書いてある。数日かかることもあると書いてあったが、翌日それは届いた。
これでCドライブまるごとバックアップがいつでもできるわけだ。
余裕のあるときにいざというときのための準備をする。
これ、大事。どれだけストレスの軽減になることか。時間だってかなり節約できることだろう。
さて、今回の件で気がついたことがある。
各種ソフトの設定をソフトが推奨する設定にしていたのだが、実はもっと自分の使い方に合った設定があることを改めて認識したということ。
概ねソフトの推奨とは常に安全側を薦めることが多く、得てしてそれは、それと引き換えに不自由になる部分があるということ。
でもこういうのってある程度パソコンを使ってみてわかることなのかも。
だから今回いろいろと設定しなおして、ちょっと、いや、結構面倒だったけれど、作業環境を改善できた点がいくつかあった。
たとえば自動アップデートという機能。
バックグラウンドで自動的にやってくれるものだけれど、私の、スペックが低めのパソコンにはちょっと負担になっていることがわかった。
この自動アップデートって大抵その日初めてインターネットに接続したときに仕事を始める。
パソコンを使う理由は、インターネットをしたくて使う場合が多々ある。
バックグラウンドといえどメモリは確実に使われているわけで、余力の少ないパソコンにとって負担になることには変わりがない。
だからこういう自動アップデートの作業は、ちょっと休憩しようかというパソコンから離れた隙にでもやってほしいな、とそんなことを思ったしだい。(2006/10/18)