freeeで確定申告を楽にするための手順
次年度のために、作業のポイントを
期末までにすること。
- 7月末頃に6月分まで毎月入力すべき伝票、通帳、カード売上、カード支払の入力、買掛金の計上が終わったら、総勘定元帳の現金以外を上から順にチェックし、誤った登録を修正。
- カード支払の仕訳で個人的消費が「事業主貸」で仕訳されているか確認。
- 自動引き落としになっている消費税の中間納付を登録する際、仕訳2つに分け「中間納付税額」「中間納付譲渡割額」の商品タグをつける。
- 固定資産の購入があった都度、固定資産台帳に記入する。(中小企業者の少額減価償却資産の取得価額の必要経費算入の特例(措法28の2)の適用期限が平成28 年3月 31 日まで2年延長)
- 総勘定元帳の現金を確認し、残高がマイナスになっている部分を「事業主借」の仕訳を登録して帳尻を合わせる。
- 医療費の領収証はもちろん、医療費明細や調剤明細も取ってあるか夫に確認。
12月のカード支払が確定したらfreeeですること。
- freeeに登録のクレジットカードと銀行口座を同期し、登録を確定。
- カード支払分の個人的消費が「事業主貸」で仕訳されているか確認。
- 総勘定元帳の現金以外を上から順にチェックし、誤った登録を修正。
- 総勘定元帳の現金を確認し、残高がマイナスになっている部分を「事業主借」の仕訳を登録して帳尻を合わせる。
- 毎年行っている決算仕訳をPDFにし、これを確認しながら決算仕訳の登録。
- 取引一覧検索で税区分を確認。
- 「決算」→「消費税区分別表」から「勘定科目-税区分」を確認。
- 「決算」→「消費税申告書の作成」→「+消費税申告書の作成」→「基準期間の課税売上高の編集」から2年前の売上金額を登録。
- 「決算」→「消費税申告書の作成」→「e-Tax用ファイル出力はこちら」→「e-Tax用ファイル出力」でデータをダウンロード。
- e-Taxソフトを起動し、4月に払う予定の消費税を確認。詳しい手順は「freeeで出力したe-Tax用消費税確定申告データの確認」参照。
「決算」→「確定申告書類の作成」からすること。
■青色申告決算書- 「消費税」の振替伝票を「未払消費税」勘定を用いて仕上げる。差額は「雑収入」。
- 「給与の入力」は、給与計算ソフトの内容を転記する。
- 「地代家賃情報入力」は、「レポート」→「集計表」から「取引先タグ」で集計し転記。
- 「社会保険の種類」に「国民健康保険」を入力し、金額は「レポート」→「集計表」から「品目タグ:健康保険料」で集計し転記。
- 「社会保険の種類」に「国民年金」を入力し、金額は郵送で届いた控除証明書の金額を転記。
- e-Taxのポータルサイトと確定申告書等作成コーナーを一通り目を通す。
- 「医療費控除」を申告する場合は、「医療費控除、どちらが申告すべき?」参照。
- 「e-Taxで申告」→「青色申告決算書用のe-Tax用ファイルをダウンロード」。
- e-Taxソフトを起動し、メニューボタン「作成(C)」→「申告・申請等(S)」→「組み込み(I)」→「参照(W)」から「aoiro_ippan_20141231.xtx」のファイルを開く。申告・申請等名は「26_決算書」。
- 一覧に表示された「26_決算書」をダブルクリック。次画面の「基本情報変更(B)」から基本情報を補正。
- 帳票一覧から「平成 年分青色申告決算書(一般用)」を開き中身を確認し、問題なければ「作成完了」。
- freeeに戻り「e-Taxで申告」→「確定申告書Bのe-Tax用ファイルをダウンロード」。
- e-Taxソフトに戻り、メニューボタン「作成(C)」→「申告・申請等(S)」→「組み込み(I)」→「参照(W)」から「kakutei_b_20141231.xtx」のファイルを開く。申告・申請等名は「26_申告書」。
- 一覧に表示された「26_申告書」をダブルクリック。次画面の「基本情報変更(B)」から基本情報を補正。
- 帳票一覧から「平成 年分の所得税及び復興特別所得税の確定(修正)申告書B」を開き、中身を確認。見にくい場合は「表示(V)」→「ズーム(Z)」で拡大。問題なければ「作成完了」。
- 署名して送信。(20150201)
今年度参照した手引:平成 26 年分 所得税の改正のあらまし・消費税法令の改正等のお知らせ・平成26年分消費税及び地方消費税の確定申告の手引